サピックスのテキストと授業

サピックスの特徴が顕著になるのは、各種科目の中でも応用力が特に必要な算数です。
サピックスで使われているテキストは必要最低限のことしか述べられていません。
テキスト(教科書)というと、自主学習できるくらいには詳しく書かれているものというイメージがありますが、思い返してみましょう。
もともとサピックスは復習重視の学習塾で、予習なんてしたくてもできないシステムとなっていますね。
そのため、自主的に復習するにしてもサピックスの授業が必須となるのです。

授業はなるべく休まないこと、というのは学校にせよサピックスにせよ他学習塾にせよ同様に言えることですが、サピックスの場合授業を1度でも休むと致命的となります。
テキストがあまり詳しくないため、テキストを見ただけでは内容の理解が難しく、どうしても授業を受けないと理解できなくなっているのです。
これは、決してテキスト編集者の怠慢ではありません。
それこそが、サピックスの方針なのです。

テキストを見ただけで理解できるようでは、サピックスに通うこと事体が無意味となってしまうかもしれません。
けれど、学習塾がどうして存在しているかというと、生徒の理解力を更に深めるため。
テキストだけで充分とはなってしまわないよう、授業もしっかりと受けてもらう必要があります。
学習で中心となるのは授業であり、テキストはそれを補助するためのもの。
授業とテキストをセットにしてこそ、学習というものは成立すると考えられているのです。

Posted by: サピック | 02-16-2011 | 09:02 AM
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