前回、中学部についてお話ししましたサピックスですが、
サピックス小学部も難関中学への進学塾として有名です。
ただ、単に、小学部の延長の中学部でもなければ、中学部の勉強を簡単にしたものが小学部というわけではないのです。
サピックス小学部では、小学生ならではの授業を展開しています。
また、中学部では、進学や受験を前面に押し出していますが、
小学部では特に、「大きな器を育てる」ことに力を入れているようです。
サピックスは、豊かな創造力と、表現力を発揮できるように小学生だからこその指導をおこなっているのです。
五感の全てで感じ、考える力を伸ばすのは、この小学生時期が最適ですね。
サピックスの教育理念は、「SAPIX」の文字にも現れています。
「S」Science・・・ 科学する眼を養う、本質を見る力を養います。
「A」Art・・・・・ 豊かな感性と創造性を磨く
感じる心をを磨きます。身体全体が、脳であるこの時期に、
感じる心表現する力を養います。
「P」Philosophy・・哲学、深く考え自分の中の世界をきちんと持つ
「I」Identity・・・個性を大事にする、自分らしさを大事する
自分を大事にするということは、すなわち他人も大事にできるということです。
自分を大切に思えないでは、他人を大切になんてできないのです。
「X」X・・・・・・ 未知数に挑む
無限の可能性をもった子ども達、その芽を摘むことなく、伸ばしていく。
サピックスでの学びは、小学生時代の好奇心をふくらませ、
子ども一人一人の可能性をより伸ばすといえるでしょう。
子ども自身の力でそれができるのです。
サピックスは言わずと知れたハイレベル学習塾です。
授業についていくためにはそれなりの学力が必要ですし、ハイレベルと言われるだけの授業形式やテスト内容となっています。
サピックスのテストで良い点をとるには、もちろんのこと授業内容を完璧なまでに理解していなくてはなりません。
テストで出題される範囲はいつからいつまでの授業内容・・・というのではなく、言葉通り全範囲から出題されるのです。
授業の一定の部分さえ覚えておけば良い、というのではありません。
授業で教えられるのは決められた解き方ではなく、問題を解くための様々な考え方です。
似た形式の問題でも何通りかの解き方があり、何故それらの方法が有効かを教えられます。
では、いざ問題を解くときにはどの方法を用いてどう組み合わせたら良いか?
そういった応用力を養うのが、サピックスのテストなのです。
サピックスでは、問題さえ解ければ良いとか、答えさえあっていれば良いという考え方は持ち合わせていません。
重要なのは問題やそれぞれの解き方の仕組みを知り、それを応用・開発する能力。
公式を丸暗記したところで、テストや中学受験には太刀打ちできないのです。
こういった考えの元に指導しているサピックスですから、裏を返せばこういった指導を行えなければサピックスの講師は務まらないということでもあります。
受験生の精神的な支えでありつつ、共に中学受験に向かって行く一体感も重要な要素でしょう。
ただ勉学を教えるだけの“にわか教師”ではいけないのです。
サピックスは他の中学受験に対応している塾に比べて歴史が浅いためか、これらを比較してみるとなかなか面白いことが分かります。
比較といっても、塾それぞれに子供との相性があるように、どの塾が良くてどの塾が悪いなんてことはありません。
ただ、同じ業界で同じものを目指しているだけあって、サピックスにもライバルというものがあります。
よく言われているのは、サピックスのライバルは日能研と四谷大塚ということ。
何故このふたつなのかというと、どちらにも対照的な特色があるためと考えられます。
例えば、日能研はシステムに重点を置いているところ、サピックスは講師のカリスマ性を重要視しています。
また、四谷大塚が予習重視なのに対し、サピックスは復習重視です。
異なる特色を持っているからこそ、これから塾を選ぼうとしている人たちがサピックス、日能研、四谷大塚の選択肢に迫られることになるのでしょう。
また、サピックスに限らず、日能研と四谷大塚は他塾のライバルとなりやすい塾でもあります。
その理由が、中学受験における3大模試と呼ばれているものです。
中学受験の3大模試とは、日能研の公開模擬試験、首都圏模試センターの首都圏模試、四谷大塚の合不合判定テストを指します。
もちろんサピックスや他塾にも模試があるのですが、これらの3大模試に比べると知名度は高とは言えません。
とはいえ、模試に関しても良し悪しは一概に決めつけられるものではないのですが。
サピックスは復習を重視した勉強法をとっています。
授業の前に予習しておく必要はなく、授業で使う教材はそのときになって初めて配られるため、それが生徒たちの好奇心を刺激しているという利点もあります。
そうして授業で学んだことを自宅で復習するのが、サピックスの勉強法。
ですが、当然復習して終わり、というものではありません。
しっかり復習できているか、その内容を理解できているかということを確認するために、次の授業では小テストが行われるのです。
小テストは実力を測るためのものではありません。
もし理解できていないところがあれば、それをそのままにしておかずもう一度復習しなくてはならないため、それを探すためのものなのです。
分からないところがあるなら、テキトーな答えを当てはめて分かっているフリをするのではなく、はっきりと「分からない」と言ってしまう方が実力の向上に繋がります。
小テストはそのためのものであり、必要があれば再度解説もしてもらえるのです。
できないところや難しいところを理解できるまでとことん繰り返すというのは、サピックスでは珍しくありません。
サピックスの授業は、授業→復習→小テスト→解説、と単純な流れになっているのではなく、教科によっては同じ単元を何週もかけて学習する場合もあります。
それだけでなく、学年が上がったからといって学習内容をがらりと変わることもなく、同じ分野の問題を少し難しくした程度の違いを持たせて、再び繰り返し学習可能なようにしているのです。
当然、繰り返し学習する内容は、受験に関わる分野に近いほど丁寧に扱われる傾向があります。
サピックスでの学習方法として挙げられるのが、復習中心であること。
勉強の基本は予習復習ですから、そのうちの復習を重視しているというのはなんとなく判るのですが・・・
ではもう一方の予習はどうなっているのかというと、予習しようにもできないシステムとなっているのがサピックス。
どういうことかというと、その日の授業で使用する教材は、授業の始めに配られることになっているのです。
そのため、あらかじめ使用教材を見ての予習はできないのですね。
勉強の基本は予習復習。
これでは肝心なことの半分が抜け落ちているようにも感じられますが、もちろん理由あってのことなので、悪しからず。
定期テストや入試の場合、当然ながら問題用紙はテストの始めに配られますよね。
サピックスではその形式を授業でも再現しているのです。
ただし、テストと異なるのは緊張感の有無。
また、テストとは違い授業の教材なら知的好奇心をもくすぐられます。
サピックスの授業を緊張感なく取り組めるようになれば、似た形式のテストにおいてもリラックスできる・・・という計らいがあるのかもしれません。
そして、授業の後は復習。
もし予習が必要ということになると、子供たちは自宅で予習と復習の両方に追われることになりますが、サピックスならば復習だけでよいので集中して取り組めます。
サピックスが自宅学習を軽視しているなんて思ったら大間違い。
予習をなくすことで、より効果的に自宅学習できるようにも工夫されているのです。
あっという間に夏休みも終わり、今日から新学期が始まる学校も多いのではないでしょうか。夏休みが終わって1日目ということもあり、気が抜けやすい時期ですよね。慣れるまでは辛抱するしかないでしょう・・・。
サピックス小学部では、早速今月の20日に小学校6年生を対象に、第1回の学校別サピックスオープンの案内が出ていました。
これは合格実績に裏付けされた精度の高い合否判定テストです。
志望校への合格の可能性を探る為、学校別に作成された問題で実施される公開模試。
それらで出題される問題は、対象となっている学校の出題傾向を十分検討した上で作成されているので、来春入試の予想問題にもなっているのですね。
毎年同種の問題が実際の入試でも出題されることが少なくないので、受験対策として信頼できるのがメリットだと思います。
締め切りは前日の9月19日《日》午後6時までとなっているそうです。
■日程 9/20(祝)
■テスト時間
午前の部(~12:55) / 午後の部(14:00~)
※テスト開始・終了時刻は、受験校によって異なります。
■テスト会場
サピックス各校舎
※白金高輪校・お茶の水校・豊洲校・東戸塚校・海浜幕張校・巣鴨校・茗荷谷校・武蔵小杉校では実施しません。
■テスト費用
1校受験の場合 5,250円(税込)
2校受験の場合 8,400円(税込)
となっているようです。
気になる方はぜひお問い合わせしてみてくださいね。
8月も終わりに近づき、涼しい日が多くなってきた・・・と言いたいところなのですが、各地ではまだ30度越え、40度近くまで上がりそうな猛暑が続いていますね。
もうすぐ新学期を迎えるというのに、子供達の学校での集中力が持つのかとっても心配です。
日本も海外の考え方と同じように、休む時は長期の休みをとってきっちり休む!という姿勢を取り入れたらいいと思うんですけどね。
それはそうと、今回はサピックスの合格メソッドについて色々と紹介していきたいと思います。まず1つ目は、「感動喚起型プログラム」というもの。新しいことに出会った時のわくわく感が、知りたい!学びたい!と思わせる原動力なんだそう。
サピックスではその日の授業で何の勉強をするのか、あらかじめ知らせていないんですよね。子供達は、その当日に新しいテキストを用意され、その時に初めて授業の内容を把握するということになるのだそう。
サピックスの授業はしたがって予習ができないということになるのですが、新しいことに興味を持って取り組むわくわくする感じが、好奇心を掻き立てるんですね。
新鮮な知的好奇心が集中力を生むことを証明するメソッドのひとつですね。
そして次に紹介するのは「思考力・記述力開発型プログラム」というもの。
サピックスでは創立以来一貫して「記述力」と「思考力」の要請に力をいれているようで、初めての問題で授業を進めていくものの、先入観を持たないで試行錯誤しながら自分の頭で考えるクセを見に付けて行く為なんだそうです。
知識の量を増やすだけの勉強法を続けていても、それだけで合格する力が付くとは言えないんですね。
そして参加型ディスカッション授業。サピックスの授業の基本は、ひとりひとりがしっかりと自分の力で考えて、その解決法を見つけていくというものだそうで、ひとつの問題について、討論させる授業スタイルを大切にしているのだとか!
社会に出ても同じ能力が試されるわけですから、全て自分の為になる授業になっているんですね。
他にもあるのですが、それはまた次の機会にでも紹介していきたいと思います。
7月も半ばに差し掛かりました。サピックスについていろいろと紹介してきましたが、評判に関してはどうなのでしょうか。
御三家を目指すとか、難関校を目指すとか、いろいろなところでよく耳にするのがサピックスと日能研。どちらがいいかでよく議論されているそうなのですが、私がそれらを見た結果の意見としては、どちらもいいなと思えるのですが・・・。
どちらも特徴は少しづつ違って当然でしょうし、サピックスにはサピックスの良さがあり、逆に日能研にも日能研の良さがあります。
日能研に通っていた人がサピックスにきてやって行くと「サピックスは大変だ」と思う人もいるでしょうし、逆にサピックスで慣れている人は日能研に行くと大変だと思う人もいると思います。
こういった評判というのはどちらが良い、悪いというのは言えないかと思います。
サピックスには低学年からのカリキュラムがあるので、まず1年生からの授業で大事なことと言えば、まず学習自体に感心・興味を持たせること。
なので授業をいかにして楽しんでもらうこととか、本人が「わかることがおもしろい」と思えるような指導を心がけているのだそう。子供達自身が学びたい!という気持ちを引き出すことができれば、子供の目は自然に学習に向いていくものなんだとか。
こういった小さな時から積み重ねを大事にしていきたいと考えている人はサピックスの方が向いているかなと思いました。日能研にも低学年からのカリキュラムはあると思いますけどね。
どちらかどうかなんて言う比べ方はあまり良くないと思います。同じ難関校といえど、どちらとも得意な学校とそうじゃない学校は必ずあるでしょうしね。
サピックスに通いながら日々成長していると思われるうちの子供ですが、この春休みを終えると新学期を迎えて5年生になります。いよいよ高学年です!中学受験を意思しき始める子もいるわけですが、そんな環境の中ちょっとした問題が・・・。
子供の学校では低学年の2年間、中学年の2年間、高学年の2年間クラス替えがありません。ですが今回は5年生になるのでクラスがみんなごっちゃになって変わるようです。そのせいで新学期をくるのが嫌がっている子供ですが、そういった仕方のない面での我慢(?)が、なかなかできないようで困っています・・・。
毎日毎日「あ~クラスが変わった学校に行きたくないよ~」ってつぶやいてます(笑)新しいクラスでは今まであまり関係が持てなかった友達とかと仲良くなれたりして友達が増えるのに。こんないい機会なかなかないですよね!?
サピックスで勉強面も頑張って、学校でも楽しそうだから、生活が充実していて安心だな~と思っていたのに、たかがクラス替えくらいで・・・(笑)親からしてみたらもう5年間みんな同じ学年何だからみんな顔見知りでしょって感じですが。難しい年頃なんでしょうかね。
でもサピックスの方では結構楽しそうにしています。勉強の方が普通は辛いはずなのに、喜んで行っている子供を見ると、いい環境なんだなと思いますね。まさにサピックスが子供の居場所のひとつなのかもしれません。
このまま楽しいことはしっかり楽しみながら、5年生になる新学期もしっかり頑張ってね!・・・と思っています。
サピックスについて紹介してきましたが、サピックスに通ううちの子は今年で早くも5年生になります。
中学受験を意識し始めてから、子供なりに成長していることをものすごく感じます。子供の成長は傍で見ている親だからこそ分かるのかもしれませんが、本当にすごいです。こんな感じであっという間に中学受験の時期が来てしまうのでしょうね。
中学受験を意識し始めてから一生懸命頑張っている子供ですが、サピックスの勉強法はすごく子供に合っているのだと思います。もっと前は学校に行くのも億劫がるくらいに、勉強や宿題が苦手な様子でしたから、まさか家の子が中学受験を目指すなんて夢にも思わなくて。きっと勉強する楽しさや、学ぶ楽しさをサピックスで学ぶことができて、そこから変わったのでしょうね。
やっぱり自分の興味のあることをやるのは楽しいことですし、何にもわからないことをただただ続けて頑張っていても、ねむくなったり疲れたりしてストレスが溜まってしまうだけです。でも、分かることが楽しいことだと思えるようになれば、きっと勉強も嫌なものじゃなくなるのでしょうね。知らない事の怖さに気がつけば、嫌でも自分から学びたいと思うようになるでしょうからね。
そういった学ぶ楽しさみたいなものが大人になってもしっかり身についていれば、こんなに楽しい人生はないと思います。まずは小さな時から、そういった知識を吸収する為の技術をしっかり身につけておかないと、後から苦労してしまうんですよね。
« Previous Entries